今日は、飯田市で、〈第七回獅子舞フェスティバル〉が開催されました。 これだけの御獅子が一堂に会するのを目撃したのは、20数年前に観た『お練り祭り』以来です。 実に、勇壮でした。 伝承の力。 民芸の質実さ。 何もかもが、素晴らしかったです。 さて…

そうか・・・そうだったのか。

秋空の下、色づき始めた山々の下、大沼湖が、深閑と湧水を湛ておりました。 いや、それよりも、何よりも。 昨日、掲載させて戴いた、『あの方』のお役立ち情報と蟷螂さんの、その後です。 大沼湖に行こうとして車に乗ろうとしたら、花壇を見回っていた妻が、…

私は甲斐になりたい。

朝起きて。 朝ごはんを食べて。 歯を磨いて。 用足しに行って。 書きかけの小説を書いて。 買い物に行って。 昼ごはんを食べて。 歯を磨いて。 書きかけの小説を書いて。 たまーに、昼寝して。 晩ごはん作って。 食べて。 テレビゲームして。 体、洗って。 …

穴の事件

ウチの裏に、胡桃の木が植わっています。 オニグルミ だと思います。 私たちが引っ越してくる前から、ご近所の方が気を利かせてくれて、余分な枝を切ってくれていました。 実際、住んでみて分かりましたが、これだけ枝を切り落としても、「こんっ、ごんっ、…

久遠に臥したい。

今朝、寝床から見上げた風景。 見た目、晴れ。 秋愈々、深まりし遅き朝。 此処の所、やけに、寝ている間に浮上してきたと思しき〈不安〉を引き摺った儘、目を覚まします。〈不安〉は、覚醒するにつけ嘘のように掻き消えてしまうのですが、その奇妙な安心の獲…

なんて、エラそうな事を、昨日は書いておりましたが。

実際には、そこまでで、 思考停止 でした。 まぁ、取り敢えず、経済的に『ヤバい』という事実は分かった。 でも、当分、先の話じゃん。あと、6、7年後でしょ? 妻は兎も角も、私は、そう考えました。 実は、もう一つ、予てよりの懸念事項があったのです。 …

始まりの始まり

それは、何気ない会話の中で、 突如、 飛び出して来ました。 「でも、多少は貯まってるんじゃないの?」と、私。 「何言ってんの、毎月、赤字よ?」と、妻。 「え。そうなの?」と、驚嘆する私。 「そうよ」と、冷淡に返す妻。 私は、当時、ゴトゴトと電車で…

田舎暮らし、始めました。

なんて、嘘です。 単なる引っ越しです。 大体、引っ越して来て、新居に入って、先ず感動したのが、これでしたから。 アリジゴクです。 何かが、いえ、何もかもが不確かな、恰も、陽が沈みかけ、やがて夜が訪れようとする黄昏時のような、そんな中途半端な人…