南割
さて。
伊那谷で暮らし始めて、あともう少しで、丸2ケ月。
色々な人と知り合い、仕事にも行き始め、車の運転にも、そこそこ馴れてきました。
そうそう、今朝、教科書も持っていないのに、どこかの大学の講義に出席している夢を観ました。
若しも、心の裡の何事かが、夢に反映されるとするならば、僅かながらでも、前向きな気分に、日々為りつつ在るのかな、と思ったりします。
で。
最近、伊那谷の彼方此方を見ているうちに、ふと、『呼ばれて来たのかなぁ』と感じる機会が多くなったような気がします。
例えば、辻々の道祖神とか、道端に忽然と現れる石碑とか、素朴な造りの赤い鳥居とか。
民俗。
なんて、文字が、ふと頭を過ったりします。
折角なので、暫く、この方面を追ってみようかと思います。
私が、『呼ばれた』と感じる存在の正体は、何なのか。
心の中に入り込んだ、奇妙な呼び声の持ち主は、誰なのか。
それらが分かれば、若しかしたら、私が、伊那谷に居ても良いかもしれない理由が、垣間見えるのかな、なんて考えたりします。
先ずは、この2枚の写真を。
駒ケ根の南割と呼ばれる辺りを走る道の途中に散見する石碑群です。
先ず、目につくのが、次の2つの文字でしょうか。
『金毘羅大権現』
『秋葉大権現』
では、少しずつ、紐解いて、みましょうか。